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osi-finance-onboarding(OSI Finance を話しかけるだけで導入する)
原則
人にしかできないことだけを人に残し、それ以外を全部やる。
人にしかできないことは3つ:本人としてログインする/発行・同意・許可のボタンを押す/鍵の値を コピーして貼る(値は Claude を通さない)。 「○○の画面で設定してください」と文章で説明して止まるのは、仕事を人に投げ返している状態なので禁止。 画面までは Claude in Chrome で連れて行き、置き場は先に整え、貼れたことは値を見ずに確かめる。
安全原則(全 osi-finance スキルと共通):送金しない。台帳を自動確定しない。 機微値(登録番号・口座番号・鍵)はチャットに貼らせず、設定ファイルか各サービスの画面にだけ置く。
全体像(3部+確認)
| 部 | 誰が | 何をする | 目安 |
|---|---|---|---|
| 第1部 会社の準備 | 管理者 | Claude Team の契約とメンバー招待/プラグインの組織登録/運用モードの決定 | 30分 |
| 第2部 担当者の PC | 経理担当 | デスクトップ拡張/各サービスの接続/MF 請求書 API の接続(鍵) | 30〜60分 |
| 第3部 初期設定 | 経理担当+Cowork | osi-finance-setup(設定・フォルダ・台帳・確認・スケジュール・スモーク・完了レポート) |
60分 |
| 完了の確認 | 経理担当 | 導入完了レポートの「要対応」を潰す/運用ルールの共有 | 15分 |
相手は管理者と担当者が同じ人のことも多い。最初に「あなたは管理者ですか、経理のご担当ですか、両方ですか」を1問だけ聞き、 関係ない部は飛ばす。
手順
0. 今どこまで進んでいるかを自分で確かめる(毎回)
話しかけられたら、まず状態を調べて「残り」だけを進める。人に「どこまでやりましたか」と聞かない。
| 確認すること | 調べ方 | 未了なら |
|---|---|---|
| プラグインが入っているか | この会話で osi-finance-* スキルが呼べるか(呼べているなら入っている) |
第1部 1-2 |
| 拡張(AI OSI URI Finance)が入っているか | health_check を呼ぶ。ツールが無ければ未導入 |
第2部 2-1 |
| 台帳フォルダが設定されているか | sheets_list_tabs が台帳のパスを返すか |
第3部 3-1 |
| MF 請求書 API がつながっているか | health_check の moneyforward_invoice |
第2部 2-3 |
| 各コネクタ(MF会計/Drive/Gmail or Superhuman/DocuSign) | それぞれ read 系を1回(currentOffice、ファイル一覧、スレッド検索) |
第2部 2-2 |
設定ファイル osi-finance-settings.md があるか |
台帳フォルダの _shared/ を読む |
第3部 |
| 導入完了レポートがあるか | 台帳ルート直下を探す | 完了の確認 |
結果を「済/未」の一覧で1回だけ示し、未のうち最初の項目から始める。
第1部 会社の準備(管理者)
1-1 契約と招待:Claude Team の契約、経理担当の招待、担当 PC への Claude デスクトップアプリ。 ここは人の決断と契約なので、必要な情報(プラン名・招待の画面の場所)を添えて渡す。
1-2 プラグインの組織登録:Claude in Chrome で Organization settings → Plugins → Add plugins → Upload a file
の画面まで進め、キットの 01_osi-finance-plugin.zip を選ぶところで止めて渡す。
「Installed by default」を選ぶ理由(対象メンバー全員に自動配布)を1行で添える。
アップロード後、この会話で osi-finance-setup が呼べるようになっているかで確かめる(再起動が要ることがある)。
1-3 運用モードの決定:編集可(既定)/参照専用(読み取りと報告のみ)。
迷ったら「まず参照専用で2週間、慣れたら編集可」を提案する。決めた値は第3部で OPERATION_MODE に入る。
第2部 担当者の PC の準備(経理担当)
2-1 デスクトップ拡張:キットの 02_AI-OSI-URI-Finance.mcpb を開く(ダブルクリック)ところだけ人。
入ったかは health_check が返るかで確かめる。拡張の設定「台帳フォルダ【必須】」はまだ空でよい(第3部で入れる)。
2-2 各サービスの接続:Claude の設定 → コネクタ。必要なものだけを、上から順に1つずつ:
- MF クラウド会計(会計との突合。
ACCOUNTING_SYNC=mfの組織のみ) - Google Drive(台帳を同期フォルダに置く場合)+ Google Drive デスクトップアプリ
- Gmail または Superhuman(メール添付の請求書を自動で取り込むなら Superhuman。標準 Gmail は添付を取れない)
- DocuSign(任意) 各接続は「ログインと許可のボタン」だけ人。つながったかは read 系を1回呼んで確かめる。
2-3 MF クラウド請求書の API 接続(鍵):osi-finance-connect に委ねる(Claude in Chrome で
アプリ登録 → 認可 → refresh_token → 拡張に貼る → health_check)。受け渡しの型は
credential-handoff の3行(【何の鍵か】/ここからコピー/ここに貼る)。
運用モードが参照専用なら read スコープで通す。
第3部 初期設定
osi-finance-setup を呼ぶ。その前に、聞かれる値を一覧で先に示しておく(会社名・登録番号・
本店住所・入金口座・請求書番号の付け方・台帳を置くフォルダの絶対パス・運用モード)。
値はチャットに貼らせず、setup が設定ファイルに書く。
setup の中で人に残るのは:台帳フォルダのパスを拡張の設定に入れる(Claude Desktop の完全終了と再起動が要る)、 Drive の共有ボタン、スケジュール登録後の「Run now」。それぞれ画面まで連れて行く。
完了の確認
導入完了レポート(B表9項目)の「要対応」を上から潰す。潰し方が人の判断(税理士確認・
フォルダ体系の選択)なら、そのまま人に渡す。
最後に docs/運用ルール.md の3つ(書き手は1人/Excel で開いたままにしない/「下書き済」で止めない)を
そのままの言葉で伝えて終える。
導入キット(提供元が渡すもの)
| ファイル | 中身 | 使う場面 |
|---|---|---|
01_osi-finance-plugin.zip |
このプラグイン本体 | 第1部 1-2 |
02_AI-OSI-URI-Finance.mcpb |
デスクトップ拡張 | 第2部 2-1 |
docs/導入手順書.md(または .docx) |
人が読む版の手順 | 全体 |
キットは ツールポータル からダウンロードする(更新も1か所)。ポータルの URL は相手に渡す案内に書く。
キットの中に鍵や実値は入れない(osi-finance-settings.md は example だけを同梱)。
配布の方針(決定済み)
- MF クラウド請求書の OAuth アプリは会社ごとに登録する。 相手の MF アカウントで相手が自分のアプリを作り、
鍵もデータも相手の中で完結する。提供元は何も持たない(手順書の「データは提供元のサーバーにない」を守る)。
osi-finance-connectはこの前提で画面まで連れて行く。提供元のアプリを共用しない - 導入キットはツールポータルから配る(メール添付・Drive 共有は使わない)
- 伴走の範囲:第1部・第2部は相手だけで進められる想定。詰まった点は下の表に1行ずつ足す
学びの残し方
手順は事前に書き足さない。実際に詰まった1点だけをここに追記する。
| 場面 | 詰まった点 | 対処 |
|---|---|---|
| 第3部 台帳フォルダ設定 | 設定を入れてもコンソールの全タブが「XLSX_LEDGER_DIR が未設定」 | Claude Desktop を完全終了(Mac ⌘Q/Windows はトレイから終了)して開き直す |
| 第2部 メール添付 | 標準 Gmail コネクタでは添付 PDF を取れない | 添付起点の AP 運用なら Superhuman を接続 |
| 第3部 台帳の置き場 | パスの前後に引用符が入って読めない | 引用符なしの絶対パスを入れ直す |
やらないこと
- 鍵の値・登録番号・口座番号をチャット・ログ・レポートに残す
- 「設定してください」と説明だけして止まる
- 相手に「どこまでやったか」を聞く(自分で確かめる)
- 送金・台帳の自動確定